sug(すぐ)の日記

思ったことを書きたいときに書く

振り返ってみても変わらない

 特別なことは何も起こっていない。ここ数日は何もしていない。非生産的な日々を消化している。何かしらしているとすぐ余裕がなくなって頭がパンクするけれど、だからといってまったく何もしないというのも少ししんどい。自分がやれることなんてほぼないし、役に立てる能力も持っていないからこのままでもいいかもしれないとも思う。でも、少し興味を持ったものとかをすぐに実行できる経済力もないから、叶えられることもなくてあれがしたいこれがしたいなんて思うことも疲れる。

 

 バイトしていた頃にもそんなことを思っていた。時給800円ほどのところで働いていたけど、生活費に半分以上持っていかれて、なにかをするとしたら食費を削ることも考えなくてはならないくらいの収入だった。そんな状態なのでお店に行って何かしらの商品を見ても高いと感じることがほとんどだったし購入意欲こそ刺激されても買わないという選択をすることが当たり前だった。そんな日々を過ごしていたら荒んでいくのは当たり前だったのかもしれない。お金がないから不満は溜まり、ほかの人を妬むようになった。学生時代はそんなこと思いもしなかった。自分で言うのもなんだが、昔は優しくていいやつだったと思う。今ではドス黒い感情が僕を覆い包んでいるだろう。そしてストレス発散の矛先はギャンブルへと向かう。バイト終わりにギャンブルをするのが日課となった。当時は深く考えることなんてできやしなかった。負けて負けてイライラが積もった。それでもやめなかった。思考することを放棄していたのだろう。どうして、あんな凶行に走ったのだろうか。ネジが飛んだように狂った日々を過ごしていたと思う。ご飯を買うことすら難しくなるようなこともあったから、相当おかしくなっていたのだろう。やめても安い収入だったから、先に明るい展開なんて望めなかった。閉塞感しか感じなかった。普通の人なら、待遇の良い仕事を探すという考えに至っただろうけれど、僕には当時のバイトですら手一杯だった。余裕なんてなかった。その頃から無能と薄々感じていたのだ。実際他のバイトに変えたところ、心と身体がついていかなかった。終業後に小一時間ほど外の小休憩スペースのようなところで呆けているなんてザラだった。どのバイトでも、昼ご飯の味がしないことなんてたくさんあった。働くことが向いていないのだろうな。

 

 今は何もしていないから、そこそこご飯の味がする。しかし現状に満足してるというわけではないし、先の展開に不安を感じることが多い。働いて擦り切れるような日々を過ごすのが良いのか、今のように何もしていないのが良いのか、正直わからない。眠りにつくまでの時間が怖くて、すぐに眠れるくらいに睡魔に襲われてないと横になりたくないこともある。ひどいと横になった状態で何時間も寝付けないこともある。現状は良くないと思うけれど、だからといってなんの問題もなく働けるわけでもないだろう。ストレスにあてられて壊れる未来しか見えない。ノンストレスだと少しまともっぽいことを考えるし、なにかやれそうな気がすることもある。けれど、ストレスを感じると全てがどうでも良くなるし、人の不幸に条件反射で喜んでしまう。些細なことでイラつくこともある。そのくせ何か欲求を満たせるほど金銭的に余裕ができるわけでもない。難しいこともできないから、それが解消されるわけでもない。八方塞がりか。そうでないと信じたいし、そこに少しでも光があると思いたい。一切の希望すらなくなったら、その時は人生を終わらせてしまうのではないか。そんな度胸はないと思うが、どうしてもよぎることがある。そんなこと考えてしまうこと自体異常なんだとは思うけれど。働けるほど強くなくて、かといって今のようなスローライフも持て余す。どっちつかずな僕に心が晴れる日が来るのだろうか。少なくとも、ここ5〜6年は燻っている。

 

 つい最近散歩して河川に行った。気晴らしになっていたのかな。何かスッキリするような感覚もなかった。ストレスが抜けない。

 

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