sug(すぐ)の日記

思ったことを書きたいときに書く

身体にガタがきてる

 バイトが本格化してからまともな休みが初めてきた。特にやりたいこともないけれど、バイトの日はほぼ寝てしまって自由時間が潰れてしまうので1日時間が空いている日くらいは何かしたい。言ってもお金もないから出来ることは限られているが…。今日はほぼ寝てて起きても呆けて、夕方にやっと食材を買い足して借りてた本とDVDを返してといった感じだった。明日も休みだから銭湯にでも行って本かDVDでも借りに行こうかな?

 深く考えると今後の展開に絶望感しか感じないのでとりあえず今日明日くらいのことだけを考えて生きている。そうでないと正気を保てない。この先もバイトがあると思うと辛い。短期ではあるんだけれども。

 やっぱり働くのが向いていないのだろう。こんな日々を延々と消化するなんて正気ではない。8時間も働くなんておかしい。時間を売っているわけだが、貴重な時間を捧げてもリターンは少ない。こんなものなんだろうが、そこに納得できていたら真っ当な社会人をやっていたと思う。ぼくみたいにエネルギーの消耗が激しいと8時間働いたら家では即寝込んでしまうし、気づいたら朝でまた会社に行くためにシャワーを浴びて飯食ってとなる。若干盛ったが、実際家で自由行動できてる時間は1時間くらいだと思う。これではまさに働くために生きてる感じ。一番嫌いで一番避けたい生き方だ。ブログの更新も今日やっと書くかどうかという選択肢が頭に浮かんだくらい余裕がなかった。

 せっかくの束の間の休日もぼけっとして時間が過ぎるだけで、ひどくもったいないような気がするなぁ。

 

 久しぶりに会社という組織で働いたが、やはりぼくは能力的にそんな重要な存在ではない。なにより作業が遅くて辛い。ミスも良くないが作業の早さもまあまあ求められるから不安しかない。最初はおおめに見てくれるだろうが、後になって作業速度についてちくりと言われるだろう。現時点では間違いなくそんなレベルだ。長いこと集中もできないし、とにかくまずい。

 もしクビになったら大ダメージだ。ああ、やっぱり自分は無能なんだと改めて思い知らされる。そうならないように気をつけてやるしかないが。まあすんなりレベルアップできたら苦労はしないんだけれども。バイトを少しでもまともに稼動できるようにするには眠る時間を多くとるのは優先しなければならないけど、そうしたらあまりにも自由な時間がなくなってしまう。どうしたものか。以前よりは食事内容も気にしてるし、睡眠も重視してる。それでも劇的に調子が良いとか活力に溢れるとか集中力が増したなんてことはない。あったとしても微々たるものでしかない。悲しいが低い能力内で変化が起きてもそよ風程度でしかないのかもしれない。

 とりあえず何も考えず寝て飯食ってイライラしたら筋トレが無難かな…。本当に働くって何なんだろう。

 

 なんとなく印象に残ったことを書いてみる。出勤時は極力歩くようにしているのだが、その時にある光景に目を奪われた。公園でイチョウの葉が散っていたのだ。その量は凄まじく、まるで絨毯のように地面を覆っていた。色鮮やかな葉が木の周りを彩っていて、ぼくの目を引く。

「綺麗」

と心の中にその言葉が浮かんだ。

 しかしそれと同時に冬への変化が徐々に始まっているのだと気付かされ、気が沈んだ。

 景色に見惚れ、いずれ訪れるゆううつに足が止まりかけたけれど、感情を置き去りにして足早に会社へと向かった。